歯を失ってしまう最大の原因は歯周病

一般的に歯を失ってしまう理由として、虫歯による喪失をイメージする方が多いように思います。 確か虫歯も歯を失う原因のひとつではありますが、疾患としてそれが最も関係しているのかと言えば、答えはNOです。

実は、歯を失う最大の原因として強く気にかけなければならないのは、虫歯よりもむしろ歯周病の方なのです。 厚労省が行った歯の疾患に関する調査をひもとくと、高齢者における残存した歯の数は平均して10本以下という報告が認められています。これもまた歯周病の蔓延が明らかに影響しているがゆえの結果なのです。

そもそも歯周病とは、その文字が表している通り、歯の周囲、つまり歯茎に疾患が発生します。歯肉と呼ばれている歯の支柱的役割を果たしている組織や、顎骨から連なる歯槽骨の機能を異常化させてしまう病気であり、放置しておくと歯茎と歯の結びつきが緩くなって、やがて虫歯ではない歯ですらも抜け落ちてしまいます。
何より歯周病において問題視すべきは、基本的に初期段階ではその自覚症状がほとんど見当たらないというところに尽きるでしょう。

たとえば痛みや疼きといった症状が現れずに、当人としては無自覚なまま歯茎の疾患がどんどん進行してしまうのです。
自覚症状が生じた時点では往々にしてすでに歯周病が悪化した状態であることが少なくなく、非常に厄介な病気であると言えます。

また、歯周病という疾患は一度悪化してしまうと、人間の身体が本来的に有する自然治癒力を以てしてもその状態が改善することはありません。
藤沢の歯医者ゆめの森歯科ふじさわは、親身な予防ケアプログラムがあり、歯磨き指導など自宅でできるケアもサポートしてくれます。
ですから、的確な専門的治療と同時に、そうならないための常日頃からの予防が重要となってくるのです。

その予防法として最も簡単で有効的なのは、正しいブラッシングに基づいた歯磨きです。 歯周病は歯周病菌という細菌によって発症する疾患ですので、毎日の歯磨きでその歯周病菌の増殖を抑制していかなければなりません。
気付かないうちに口内に歯周病菌が増えた状態になると、歯磨きの際に歯茎から血膿が出てきます。これがひとつのサインとなるもので、歯磨きを毎日食後にきちんと行ってゆけば、およそ1週間程度でこの出血がぴたりと止まります。

また、喫煙を控えたり、ストレスを日頃から軽減させることも、歯周病の予防には効果的です。
加えて口腔内が乾燥すると歯周病菌の繁殖を招きやすくなりますので、出来得る限り、殺菌効果を有している唾液が乾いてしまわないように口呼吸を慎むということも大切です。

いずれにしても、こうした試みを実践して歯周病を進行させないことが歯の残存につながります。
専門医にアドバイスを仰ぎつつ、適切かつ柔軟に対応し、いつまでも歯を失わない健康的な口内環境作りに対して積極的な形で向き合ってみてください。

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